巌流島は、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の場として有名です。
場所は下関と門司の丁度間にあります。小さい島で手軽に観光できます。
晴れた日に行ったので気持ちよく観光できました。
巌流島とは
関門海峡に浮かぶ巌流島の正式名称は船島。下関市の彦島江の浦東岸250mにあり、北端に小山があるほかは平らな島で、現在は無人島です。この島で、1612年4月13日に宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘し、敗れた佐々木小次郎の流儀「巌流」をとって巌流島と呼ばれるようになりました。 現在は、観光周遊船が接岸できる浮桟橋をはじめ、決闘の地を連想させる海浜整備、宮本武蔵・佐々木小次郎両雄の像、関門海峡沿いには散策道や休憩所も整備されました。大小さまざまな船が行き交う関門海峡の雄大な景観を眺めつつ、潮風に吹かれながらの巌流島散策がお楽しみいただけます。
勝者じゃなく敗者の流儀の名前を使用してるところが不思議です。と思ってたら、敗者を想う地元の人々は敗れた小次郎の流派をとって後に巌流島と呼ぶようになったそうです。
地元の方たち優しいです。
アクセス
巌流島へは船でしか行けません。直行便かチャーター船を使うことになります。
直行便は1日約10便運行。(※時期により異なる。)
片道約10分。
運航会社 | 関門汽船(株) TEL 083-222-1488 |
運航日 | 毎日 |
のりば | 唐戸1号桟橋・門司港 |
料金 | 大人900円・小人450円(往復料金) |
※R3年3月17日現在
詳細はホームページにてお確かめください。
巌流島連絡線
観光した日には、釣りをする方がチャーター船を使用して上陸されてました。
お勧めの一日券(トライアングルフリーパス)
こちらのチケットは当日に限り、関門汽船の下関~巌流島間、門司~巌流島間、下関~門司間を何度でも利用できます。
大人 | 1000円 |
小人 | 500円 |
※R3年3月17日現在
巌流島へは往復で900円なので、100円足してフリーパスにするのをお勧めします。
門司へ宿泊して、ちょっと唐戸市場へ行こうかとか気軽に使用できます。
決闘の聖地「巌流島」上陸認定証
関門汽船下関発券所(唐戸桟橋)で巌流島行き乗船券をご購入したら、希望の人には巌流島奉行(下関市長)が認定印を押した認定証がもらえます。
船で巌流島へ
下関唐戸1号桟橋から乗船していざ、巌流島へ。
船はとっても気持ちいいです。楽しいですよ!

途中、三菱重工業の下関造船所 大和町工場も見えます。
船が楽しいので、あっと言う間に到着します。約10分。
巌流島内
島内にはトイレはあり。
島の半分は私有地です。
30分~1時間もあれば観光できると思います。
舟島神社
桟橋から歩いてすぐあり、巌流島(舟島)の神様が祭られています。
巌流島文学碑

バックには関門橋が見えます。撮影スポットにいいです。

アクリル板に、画家古舘充臣氏が描く、小次郎と武蔵の決闘の場面が焼き付けられています。
遊歩道
関門海峡の真ん中から関門橋を眺めることができます。整備されているので歩きやすく、桟橋から展望台まで松林の中の海峡散歩が楽しめます。
武蔵VS小次郎像

遠くからも見えます。巌流島のメインスポットの一つでシンボルです。
武蔵増は下関市の廣瀬直樹氏、小次郎像は小次郎とゆかりのある岩国市の彫刻家・村重勝久氏がデザインされてます。
人口海浜

決闘の場所をイメージして作られた白い砂浜で、浜辺には武蔵が乗ってきた船が再現されています。

こちらの船は伝馬船。

佐々木巌流島之碑
碑文に「船島開鑿工事成功之際建立」とあり。
休憩所
コンサートなどに利用させるステージを備えた憩いの広場の他4ヶ所に休憩所が整備されています。
暑い日に行くと日陰のある休憩所はとても助かります。



海の水はきれいです。近くからみるとよくわかりますが、流れがとっても早いです。
感想
巌流島は、誰もが国語か歴史の教科書で目にしたことがあると思います。
決闘があった当時は島の面積は現在の1/6だったそうです。
そして決闘には、武蔵・小次郎以外にも検使・警護の侍・医師が待機し、厳粛な雰囲気の中で行われたそうです。
決闘については、諸説あり気になります。
島では学んできた歴史とてらし合わせながら、昔に思いをはせ、いい時間が過ごせました。観光する人も少なくのんびりと海や船を見ながら散歩しました。
見所は少ない方なので、手持ち無沙汰になる人でしょうが、一度は訪れていい場所だと思います。
こちらへ行くには船を使い、行く途中でびっくりするぐらいのタンカー船とすれ違ったりして、それも楽しさの一つです。
次回下関に行ったらまた巌流島へ行くのもいいなと考えてます。
下関グランドホテルは、舟付き場はすぐそこです。

下関へ着たら必須の唐戸市場
