有田焼の鳥居や狛犬、さらに参道の途中に線路があり電車も通るという、何やら珍しい神社があると知り、2019年11月に参拝した記録です。
有田はゴールデンウィークに陶器市が開催され、昔は毎年行ってましたがこちらの神社は知りませんでした。
陶山神社(すえやまじんじゃ)の成り立ち
江戸時代に当時有田の統治と有田焼及び陶工に関する管理を行っていた鍋島藩の皿山代官の指示により造営されたと伝わり、「有田焼陶祖の神」として陶工たちの崇敬を集めた。
ウィキペディア(Wikipedia)より
陶器の町だけあって、成り立ちなどを陶器に記してあります。こちらの他にもいつくかありました。
駐車場
交差点を曲がった正面に陶山神社があります。
駐車場がすぐに見えますが、こちらだけでなく先に行ったところにも駐車場がありました。そちらの方が広いです。
階段を通り過ぎ線路の下を通ると境内内の広い駐車場に着きます。
見所
こちらはテレビでも有名になった、境内へ行く道の途中にある遮断機のない踏み切りです。近くで電車の通過する様子をみれます。
この階段を上るとすぐに線路が通ってます。
神社側から見たところ。
線路近いです。
階段を上がり踏み切りを越すとすぐ左右に青銅製の狛犬が鎮座してます。なかなかの存在感。
こちらの青銅狛犬は登録文化財で大きさが日本一だそうです。
明治18年に奉納され、鋳物師は深見孫三郎直次・深見孫平直満・大野正助直久とあるそうです。
迫力あります!
時期が秋だったので、紅葉も綺麗でした。
手を洗いっていざ参拝へ!ちらほらと陶器があります。独特の雰囲気。
階段を登ったさきに、陶器の鳥居と本殿があります。
空気も清々しく気持ちのいい神社です。
階段を上がりながら、そこかしこにある紅葉を楽しみます。
そして・・・
デデーーーンと現れる鳥居。ヒビ等ありますが、色や質感もあいまって美しいです。
こちらも登録文化財で磁器製明神鳥居というそうです。
磁器製明神鳥居は明治21年に奉納されました。有田泉山の陶土から作り出された白磁に、天然呉須による淡いブルーの唐草文様が美しい明神鳥居有田のシンボルらしいです。
色がいいんですよねー。
奥に進むと本殿がっ!本殿までの道の両脇には陶器の狛犬も見えます。
本殿の左側から、ナイスビュースポットの陶祖李参平碑へ行く道があります。
狛犬はすべすべしており思わず触りたくなります。
灯篭やら、横の棒みたいな陶器はなんでしょう。
上にも手洗いする場所があります。
若い女性が鳥居のところで写真を熱心に撮影してました。インスタかな?
参拝後は、違う道で帰ります。
下ると社務所にでます。
焼き物のお守り、絵馬、磁器の御朱印帳がありました。珍しいので見てるだけでも楽しめます。
こちらの神社は、まだ上に登れるところがあります。とても景色がよくお勧めです。次回はそちらを紹介します。
それでは、また。